学校の先取り授業

 高校生活の前半は、学習内容が多岐にわたる一方で、大学入試を具体的に意識しにくい時期でもあります。そのため、高3になってから受験勉強を本格化させるケースは全国的に見られます。しかし、現在の教育課程では学習量が増えており、高3から基礎内容を一気に仕上げるのは負担が大きく、十分な演習時間を確保しにくいという課題があります。

 一方で、高1・高2の段階で教科書内容を計画的に終え、早めに応用学習へ進んだ生徒は、高3の1年間を「実戦演習」に充てることができ、学力の伸びが安定しやすい傾向があります。これは、学習指導要領の改訂により、思考力・判断力・表現力を問う問題が増え、基礎の定着に時間をかけすぎると対応が難しくなるためです。

 当塾では、高校3年間を通して必要な知識と考える力を段階的に身につけられるよう、体系的なカリキュラムを設計しています。学習ペースはやや速めですが、無理なく取り組めるようサポート体制を整えております。早期に基礎を固めることで、高3では志望校対策に集中でき、現役合格の可能性が大きく高まります。特に国公立大学を目指す場合、共通テスト対策と二次試験対策の両立が求められるため、高1からの計画的な学習が大きな強みとなります。

 当塾のカリキュラムに沿って学習を進めていただくことで、3年間で大きな成長を実感していただけるはずです。高1から受験を意識した学習を始め、高2までに基礎内容を固めておくことが、無理のない形で現役合格を目指す最も確実な方法です。

演習と確認テストで思考力を養う

 近年では、動画配信サービスなどを通じて、質の高い学習コンテンツを無料で視聴できる機会が増えています。こうした環境の変化により、学習塾に求められる役割も変化しています。ただ講義を聞くだけの学習では、思考力や応用力の定着には限界があると考えています。

 当塾では、「講義」はあくまで学習の導入と位置づけており、その後の「演習」や「確認テスト」を通じて、生徒が自ら考え、理解を深めるプロセスを重視しています。知識の定着には、インプット(講義やテキスト)だけでなく、アウトプット(問題演習や記述)が不可欠です。実際、学習時間が長くても成果が伸び悩むケースの多くは、アウトプットの機会が不足していることに起因しています。

 当塾では、講義後には必ず演習を行い、内容を自分の力で再構築する時間を設けています。疑問点があればその場で質問できる環境を整えており、理解が不十分なまま次に進むことはありません。演習は「できるまで」取り組むことを基本とし、必要に応じて別日でのフォローも行います。こうした学習スタイルは、一般的な視聴型の学習に比べて机に向かう時間が長くなるため、体験授業で驚かれる方もいらっしゃいますが、真剣に学びたい方には最適な環境をご提供しています。

 さらに、授業の1週間後に「確認テスト」を実施し、学習内容の定着度をチェックします。演習で一度解けた問題も、時間が経つと忘れてしまうことがあります。確認テストでは、講義や演習と同じ問題ではなく、大学入試の過去問をもとにした類題を使用し、応用力や思考力を測ります。すべての問題に正解するまで取り組むことで、確かな理解を積み重ねていきます。

 心有塾では、定期試験の得点だけでなく、入試本番で通用する力を育むことを目指しています。3年間を通じて、着実に学力を伸ばし、自信を持って受験に臨めるよう、全力でサポートいたします。

学ぶことの意義を考える

 心有塾では、何回も書いて覚えたり、赤シートで隠して覚えたりする方法は、内容を理解せずただ表面的な知識を詰め込んでいるだけなため推奨していません。その場しのぎの勉強ではなく、本質的な意味を考えようとする姿勢が何より大切です。ちょうど新課程の入試が思考力や判断力を問うものになったことは当塾としては喜ばしいことです。
 これは勉強の仕方に限った話ではありません。「何のために勉強するのかわからない」「自分が何をしたいのかわからない」という学生が、思考力や判断力を問う新課程の入試に対応できるとは思えません。「成績を上げたい」「就職のために大学に行く」という目先の目標ではなく、「なぜ何のために学ぶのか」ということをしっかり考えることが何よりも大切であり、多くの大学が求める学生像でもあります。
 心有塾では、表面的な知識・大学入試のテクニックのようなものを教えるのではなく、物事を深く考察し学ぶことの意義・大切さを理解して頂くことを念頭に置いた指導を行っています。